某ラジオ局様のスタジオ機材更新しました~

サウンドエコーの岡部です。
先日某ラジオ局様の本社スタジオ、通称1スタのミキサー卓入替作業をしました~(^^)/
シンプルなミキサー卓から、チョット存在感のあるミキサー卓になりなした・・・(笑)

今まではSCAのデジタルミキサーを使用していました。ん・・・かれこれ10年は経過していまして、不具合も出始め来ていました。
主だった不具合はいくつかのフェーダーで音声レベルが規定まで上がらい・・・というような不具合が主です。まあこれはフェーダーの経年劣化が原因で、フェーダーが位置情報を正しく認識できなため、本体側でレベル調整が正確に行えないという症状です。そのため音源のレベルが正確に行えず、規定の位置までフェーダーを上げても音声レベルが上がらないなどの症状が発生してしまっていました。この症状は放送や収録に直接影響を及ぼすものなので致命的です。これまでは正確に動くフェーダーへ逃がしていましたが、そろそろ限界がきてしまった・・・ということで、今回交換するに至ったという経緯です。

そうそう、これが本体ではないんですよね。
卓の本体は、このラックの上から2段目の黒い物体がミキサー卓の本体で、この中に機器の各チャンネル情報がインストールされていて、また音源やマイク等もこの機器に接続されている大切な機器です。今回はこれも取り外して行きます。

当然ながら、いきなり接続ケーブルを外すことはできません。接続されているケーブルがどこから来て、どこへ行っているかを把握しながら1本づつ抜いていきます。入力系はともかく、出力系は特に注意が必要で、取り違えると後で面倒が生じますので・・・ここは焦らず慎重に行きます
と言っても、すでにグチャグチャです!(笑)

 

ほとんどのケーブルは床下配線をされているので、部分的に床を剥いでこの時点で必要なくなるであろうケーブルは回収していきます。事前にあたりは付けていたものの、この作業が意外と時間のかかる作業ですね。

再利用するケーブルを除いて、残ったケーブルの一部がこれです。
まあ、駅のサテライトスタジオを改修した時から見たら全然たいした量ではないですね。
といことで、経費削減でほとんどのケーブルは再利用します~

ケーブルが片付いたら、ミキサー卓本体を取外していきます。
ちなみに、このケーブルがスタジオ内からラックへ行っている大切な本線ケーブルです。
このケーブルがトラブルとスタジオからの生放送が止まります。そういうケーブルです。

ケーブルの整理がある程度終ったところで既設のミキサー卓を外します。

接続ケーブルを取り除いてミキサー本体を取り外したことで、ラックの裏も少しスッキリした感じですね。

いや~10年以上もの間お疲れさまでした~という感じですね(^.^)


そこそこ片付いたので新しいミキサー卓を仮に設置してみます。
新しく設置するミキサー卓はこれで~す!!!!
ヤマハ デジタルミキサー「TF5」です。
「TF5」は放送機器ではないですけどね。一般的にはPA用のミキサー卓ですね。
いろいろと相談を重ねた結果「今回はこの機種で行こう~」ということになりました。
それにしても存在感ありすぎですね。(笑)

ヤマハ「TF5」の入出力の仕様は、入力が32CH、出力が16CHです。「TF」シリーズには「TF1」・「TF3」・「TF5」と3つのラインアップで展開がされていて、その中でも一番大きなタイプです。入力系は32CHなので比較的余裕はありますね。出力系も16CHなので余裕がありそうにみえますが、スタジオで使用する場合、すべてではないですがほとんどの回線はステレオ出しなので、1つの回線でL/Rで使用しますので2系統づつ使っていくことになると考えると、それほど余裕があるようには見えませんね。

>ヤマハ デジタルミキサーコンソール「TFシリーズ」詳しくはこちら

機器の接続は局の技術担当Yさんの指示に従って間違いの無いように接続していきます。

CM TAKEスイッチは左脇に置きました。

ミキサー卓横のラック内で使わなくなる機材を抜いたらスペースが生まれたので、ここへテレフォンハイブリッドとコーデックを移設しました。

接続完了後は、技術Yさんが回線テストと音声テスト等細かい作業が続きます。その間を利用してだら~んとしているケーブルを整えておきます。

スタジオ内を俯瞰してみると、やっぱり存在感あるな~(^-^;

音声の作り込みはこれからおこなっていくとして、イイ感じに仕上がったので大丈夫かな・・・と思っていたら、そろそろこのスタジオから生で出すニュースと天気・交通情報が近づいてきたのでそちらの準備にかかります。
間違いなくできていると確信していても、改修後一発目の生放送はやはりドキドキしますよね~(^-^; なんとも言えない緊張感があります
ということで、今回はご用命いただきありがとうございました。不足な点がございましたらお申し付け下さい。<(_ _)>

それでは・・・