お客様からお預かりした商品をちょこっと修理しました。
サウンドエコーの岡部です。
当店のお客様、高崎市のY様よりホームセンターで買ったシュレッダーをお預かり修理しました(^^)
物はこれです。

故障の状況は、電源は入ったり、使用途中で電源切れたり・・・ということ。また「ホームセンターで4,000円から5,000円くらいで買ったので、あまりお金をかけたくないです・・・」と言うことなんですね~![]()
では、修理開始です![]()
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原因はこれです。

この電源コードの本体付け根のあたりで断線ぎみです。
こんな感じになってしまっています。

まあ~厄介なところで切れてくれたもんです!
この電源コード弾力がなく、かなり硬い印象ですね。低価格帯の商品はこういったところからコストダウンなんですかね?
本当はこの電源コードを部品で取寄せて電源コードごと交換するのがいいのでしょうが、Y様「お金かけたくない・・・」と言っていますので、今回は本体を分解し、切れてまったとこで切断して、本体へ引込んでいる部分を捨てます。そして正常な部分のみを使って新たに本体内へ引込みま~す![]()
本体を分解します。
この黒いキャップの奥に固定ビスがあるようなので、キャップを剥いでいきます。
見たところ、とりあえず上3つでいいみたいなので、ビスを抜きます。

下側、内側にもビスがありましたのでこれも抜きます。


ここまでビスを抜くと片側のパネルが外れます。

もう片側も同じ手順で外します。

これで本体のみになりました。
見えている小さな穴の中にビスがあるのでビス8本を抜きます。
ここに詰まっている紙のカスも散らかるのでできるかぎり取り除きます。

本体が開きました。
問題の電源コードが見えています。ちょっとピンぼけですけど、黒/赤のコードです。基盤に半田付けされさらにコーキング材が塗布されいます。なので基盤から切り離すことはやめました。もう少し後ろで切りました。

このフューズの後ろ、コアの前で切り離しました。


コアの部分をほどいてコアを外します。

そしてケーブル抜け止めのブーツからコードを抜くのですが、この部分は再利用しないといけないので、破らないように作業しないといけません。しかしどんなに引っ張っても抜けません。熱で一体成型されているみたいです。どうにもならいのでコードを両側切って、抜け止めブーツの中をドリルで抜きました。

意外とキレイに抜けました![]()
あとは必要な分だけ電源コードを剥いて、逆の手順で戻します。


本体との接続は圧着端子で接続しました。

ここまで来れば電源を本体内に納めて、本体も逆の手順でサクッと組み立てていきます。
断線していた箇所もこんな感じになりました。ドリルで抜いた時、若干破れてしまった!![]()

最初に剥いだ黒いカバーは接着されていたため、そのままでは再利用不可なので両面テープで対応です。

そして完成
\(^o^)/

Y様ご利用ありがとうございました。<(_ _)> 後日請求書付でお届けします![]()
(笑)





