私事ですが、出勤途中に自家用車が自走困難に陥ってしまった・・・

サウンドエコーの岡部です。

いやいや、参りましたね~ エンジンチェックランプ点灯を放置していたら、とうとう自走困難になってしまいました。(ー_ー)!!

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もうかれこれ半月以上前に突然エンジンチェックランプが点灯したんです。それで一様はエラーを確認しておこうと思って自己診断モードに切換えて確認したら「0350」と表示したのでエラーコード表で参照すると、「点火信号系統」ってことは判明しました。でもそれ以上しぼりきれないのでディーラーのテスターにかけてもらったら、やはり「0350」、でもここはディーラーのテスターです、故障個所が出ました! イグニションコイル不良です しかし完全に壊れていないために6基あるうちの何気筒目がイッテいるのかはわかりません。「ん~」とうなっていたら修理見積を出してきてくれました。なんとビックリ!10万円越えです。\(◎o◎)/!
と、そんなことでしばらく放置してたんですね・・・

イグニションコイルが一基でも死んだ状態で走行させると、生ガスも発生しますし、それを触媒が処理するんですけど場合によっては大変危険で触媒までもがダメになる可能性もありますし、何よりも車輛火災の危険があります。案の定片側の触媒は真っ赤に異常過熱していました。ん・・・10万円は痛いので、自分でやれば半値でやれるかな・・・?ってことでやってみました。(^^)

とりあえず部品調達します。
本当は純正部品を使うのが理想なんでしょうけど、値段が高いので今回は社外品でいきます

V型エンジンは面倒そうですね。
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作業するのには、「エンジンカバー」・「インテークパイプ」・「ストラットバー」を外す必要があります。
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とりあえずエンジンカバーを外してみました。左バンク側から作業するのでインテークパイプを外していきます。
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これで少し左側が開けます。それにしてもブローバイのリターンホース汚れてますね。これでもオイルキャッチタンクで回収しているんですけどね、汚れるってことは回収しきれてない証拠です。
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ブローバイも冷えればオイルなのでこんな風になります。下に布でも敷いておかないと垂れてきます。
でもここはスルーして、見なかったことにします

そして邪魔になるのがこのワイヤーです。これはよけないと作業スペースが確保できないので、固定されているボルト3本抜いて一気に作業を進めます
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イグニションコイルに刺さっているコネクターを抜くのですが、番号がわからなくならないように番号をふっておきます。
左バンク側は2番・4番・6番です。
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コネクターを外したらイグニションコイルを固定しているボルトを抜いてコイルを引き抜きます。
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3基とも引き抜きます。
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これが外したイグニションコイルです。
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せっかくプラグが見えているので、今回プラグも新しく交換しちゃいます
使用するプラグはこれです。
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NGK製の7番を使います。
本当はNGKのレーシングプラグにしようかと思ってたんですけど、8番からしかないんですね。今の車の仕様が通勤快速仕様なので、8番では冷えすぎるな~と考え断念です。
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普段プラグ交換なんて自分でやりもしないのにプラグソケットは持ってたので、初めて役にたつ時が来ました。(笑)
ソケットに長めのエクステンション付けて外します。
プラグはかなりきつく締まってます!
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これが外したプラグです。
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いつ交換したんだろ?少なくても6万キロ以上前です。
プラグは交換しなくてもいい・・・と言いますけど、これを見ると適当に交換するのがいいかもしれませんね。
サクッ!とプラグを取付て今回の肝でもあるイグニションコイルを取付けます。

今回使用するのはこれ!
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本体は純正品と同等です。
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各気筒に差込みます。
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後は逆の手順で戻していきます。
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ブローバイのリターンホースとインテークパイプを戻して左バンク側は完成です。(^^)/
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日も暮れてくるので、さっさと右バンクの作業に行きます

相変わらず右バンク側もゴチャゴチャしてますね~
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またまた作業の邪魔をしているワイヤーとPCVバルブから出ているブローバイホースが邪魔なので外してどけておきます。
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後は左側でやったのと同じ手順でサクサク行きます。

プラグ交換して、コイル挿し込みます。
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エンジンカバーを戻します。
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最後に記憶しているエラーをリセットします。
これは故障個所を修理しても車輛でエラーを記憶しているため、点灯しているエンジンチェックランプは消えません。なので一旦自己診断モードに入り、リセットする必要があります。

ちなみにこの車輛、Z33の自己診断モードに切換えるには下記のとおりです。

■イグニションスイッチをONにしたら、3秒から5秒以内にアクセル全開・全閉をテンポよく5回おこないます。
■その後、7秒待ってアクセル全開を10秒間維持します。
■エンジンチェックランプが点滅に変ります。

これで自己診断モードです。この点滅を読み取って数字に置きかえるとこれがエラーコードになります。
そしてリセット方法は、自己診断モードの状態でアクセル全開を10秒以上維持して、そのままイグニションスイッチOFFで消灯させられます。
車種によって異なりますが、この方法でやればディーラーのテスターにかけなくても自分でリセットすることができます。

ん~自分でやると満足度も高いですよね 普段扱う商品は家電が多いので、たまにこんなことやると楽しいです。(^^)

つまらいネタですみません・・・(笑) 

とりあえずこの辺でおしまい。<(_ _)>