ソニーEマウントレンズ「FE 400mm F2.8 GM OSS」を体感してきたつもりが・・・汗

サウンドエコーの岡部です。
9月より出荷が開始されている、あのぶっ飛んだ価格の短焦点レンズ「FE 400mm F2.8 GM OSS」を体感してきました~ と、そのつもりだったんですけど、大変なことが・・・

そうなんですよ、しっかり写真も撮って来たわけなんですけど、自分の仕事用のパソコンに写真を取込んで置いたわけなんですよ。しかし、その後なんと!パソコントラブルが発生しまして撮影してきた写真データはほとんどすっ飛んでしまったんですね~汗 あ゛ーどうすっか・・って感じですけど、まあ~言い訳しててもしょうがないので、記憶の限りご紹介します・・・(笑)

400mmF2.8クラスでは世界最軽量 2,895g

レンズ口径、レンズ本体の大きさから想像すると結構な重量ではないか・・・と想像してしまうところですけど、これが想像以上に軽いです。軽いと行っても400mmF2.8クラスのレンズと比較してということですが、α9に取付け時でも総重量は、3,568gです。確かに担ぐという大げさな感じではなく、スゥ~と持ち上がります。


ちなみに、「canon 400mm F2.8L IS ⅡUSM」の重量は3,850gです。1DX Ⅱボディとの組合せで総重量が5,380gです。そしてニコンはと言うと、「AF-S NIKKOR 400mm F2.8E FL ED VR」の重量は3,800gで、D5ボディを組合わせた場合総重量は、5,205gとなります。
プロのカメラマンでも4Kgが手持ち撮影の限界か・・・と言われているようなので、α9+FE 400mm F2.8 G OSSで3,568gという4Kgを大きく切ってきた組合せは、手持ちの限界・・・というところへ切り込んでいくスペックなっています。

本体はフルマグネシウム合金製鏡筒

鏡筒外装、三脚座だけでなく鏡筒内部にも剛性の高いマグネシウム合金が採用されています。このモックを見せてもらいましたけど、ものすごい作り込みで、そしてチョー軽かったです!

こういった大型レンズはどうしてもフロントヘビーになってしまい、パンニングした際も回転運動でカメラごと引っ張られてしまいがちでしたが、FE 400mm F2.8 G OSSではこのあたりはなり工夫されています。

FE 400mm F2.8 G OSSの重心は三脚座の辺りにあって、鏡筒前方にはレンズの配置を少なく抑え、ほぼ空洞なので、パンニング時でも引っ張られていくことがかなり軽減されているようでした。


レンズにはレンズフードを取り付けていますけど、素材はカーボンファイバー製のレンズフードで、内側には植毛を施していて、高い遮光効果も期待できます。

レンズ本体の操作スイッチも機能的に配置されています。
(写真は2×テレコンバーターを装着しています。)

フルタイムDMF

FULL TIME DMFスイッチをONに設定すると、AF-Cモードで撮影中でもフォーカスリングを回転させれば瞬時にマニュアルフォーカス操作が可能になります。

光学手振れ補正機能内蔵  MODE3を初搭載!

新搭載のMODE3は、スポーツなどの動きが不規則で激しい被写体撮影時も従来の手振れ補正モードよりも被写体を追いやすくなるそうです。

Mode1:普通の撮影(広範囲・静物)
Mode2:流し撮り撮影
Mode3:スポーツなどダイナミックで予測できない撮影

このMode3はちょっと自分レベルでは正直何がどう違うかまでは体感できませんせした。撮影した被写体が新幹線ですからね、サッカーなどの動きが予測不能な被写体だったらわかるのかな?

ファンクションリング

プリセットフォーカス・ファンクションの2つの機能を切り替えて操作可能なファンクションリングを初搭載!

プリセットフォーカス

予めSETボタンで任意のピント位置をレンズに記憶させておくことができ、モード切替スイッチをPRESETに設定しておくと、ファンクションリングをどちらかに回すことでピント位置を記憶させた位置へ瞬時に移動させることができます。これは、フォーカスモードがAF/MFでも操作ができ、フォーカスレンジリミットを設定中でも、制限範囲を超えてピント位置を瞬時に移動させることができてしまいます。

ファンクション

カメラボディ側メニューからアサインする機能を選択可能です。
(パワーフォーカス)
一定の速度でスムーズにピント送りが可能で、動画撮影時のピント送りにも便利!

(APS-C/フルサイズ切り替え)
α9装着時には、瞬時にAPS-C画角とフルサイズ画角を切り替えが可能です。
この機能はカメラ本体のカスタマイズボタンに割付することもできますけど、使い勝手としてはレンズ側にあった方が断然使い安いですね。
ただ、この機能を使用するにはα9の本体ソフトウェアを最新のバージョンのアップデートさせる必要がありますので注意です。

カスタマイズ可能なフォーカスホールドボタンを4箇所搭載

フォーカスホールドボタンをレンズ鏡胴部に4箇所配置されています。上下左右という感じで、どんなホールディングでも大丈夫ですね。

さらに、カメラボディ側のメニューのカスタマイズで、「瞳AF」などお好みで機能を割当てることもできますよ~(^^)

差し込みタイプのフィルターを装着可能なスロットを装備


写真の赤く囲った部分がフィルタースロットです。

NDフィルターなど市販のΦ40.5mmのフィルターや別売りの差込みタイプの円偏光フィルター「VF-DCPL1」を装着可能で、しかも、円偏光フィルター「VF-DCPL1」をレンズに装着した状態でもフィルター回転が可能になってます。

と、まあ~いろいろ見て来たんですけど、新幹線の写真も撮ったんですよね、これも無くなってしまいました。まいったな~(^_^;)
次回からは注意しま~すっ!(^^)/


>商品情報
短焦点レンズ(FE 400mm F2.8 GM OSS)
「SEL400F28GM」
ソニーストア販売価格 1,460,000円+税

本製品は受注生産品です。
納期目安は6ヶ月以上です。納期は受注生産状況により変動します。

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