「α9」のオートフォーカスや画質などカメラの基本性能をさらに進化!「α7RⅢ」「α7Ⅲ」が動物瞳AF対応に!

こんにちは!サウンドエコー岡部です(^^)

「α9」のオートフォーカスや画質などカメラの基本性能をさらに進化させるソフトウェアアップデートを実施すると発表がありましたね!また、「α7RⅢ」・「α7Ⅲ」ついても実施予定で、中でも「リアルタイム瞳AF」が動物対応にアップデートされるそうですよ!嬉しい~(^^)

「α9」のアップグレードは、カメラの本質的価値・性能であるオートフォーカスや画質の進化に加え、操作性の向上と撮影をサポートする機能群を追加することで、より円滑な創作活動をサポートします。特にAFにおいて物体認識を含む最新のアルゴリズムの採用により、空間情報と被写体の瞳の位置情報を並行して高速に検出することで、動く被写体を高精度に認識し追尾し続ける「リアルタイムトラッキング」を新たに搭載します。

ということで、今回実施予定のソフトウェアアップデートはα9のソフトウェアが全て入れ替るのではないかと思えるくらいの物凄く大きなアップデートですね。パソコンで言えば、OSそのものが入れ替ってしまうような感じでしょうか・・・?
ソニーさんとすれば、「予定通りの進化です・・・」みたいなことを言うかもしれませんが、やはり昨年相次いで発売されたキャノンとニコンのフルサイズミラーレス一眼をかなり意識した中での進化なんでしょうか・・・(^_^;)

 
名称 提供開始
『α9』ボディのソフトウェアアップデート(Ver.5.0) 3月頃予定
『α9』ボディのソフトウェアアップデート(Ver.6.0) 夏頃予定
『α7R III』、『α7 III』ボディのソフトウェアアップデート(Ver.3.0) 4月頃予定
モバイルアプリケーション「Imaging Edge Mobile」(Ver.7.0) 3月頃予定
モバイルアプリケーション「Transfer & Tagging add-on」(Ver.1.0)
PCアプリケーション 「Remote」「Viewer」「Edit」アップデート(Ver.1.4) 1月末予定

 

『α9』ソフトウェアアップグレードの主な特長

新開発リアルタイムトラッキングの搭載など、被写体を瞬時に捉えるAF性能が進化

●狙った被写体を自動検出・追尾し続ける、新開発リアルタイムトラッキング搭載
●AIによる物体認識を含む最新のアルゴリズムの採用により、被写体との距離、模様、輝度などの空間情報を高速に検出し、複雑な動きやスピードに緩急のある動体を高精度に認識し追尾し続けます。
●カスタムキーに「押す間トラッキング」を設定しておけば、狙ったタイミングに追尾を開始することもできます。さらにタッチトラッキングを設定すれば、モニター上をタッチして追尾する被写体を選べます。
●AIによる瞳検出をさらに強化したリアルタイム瞳AFの進化

AF-C(コンティニュアスAFモード)時もシャッターボタンを半押しするだけで、瞬時に被写体の瞳を検出し続け、高精度に追従します。フォーカスする瞳を「オート」「右目」「左目」から任意で選択したり、「右目/左目切替機能」でカスタムボタンを押すたびに左右を切り替える設定も可能です。さらに、リアルタイム瞳AFは一部の動物にも対応予定です。これにより、野生動物やペットの瞳も高速・高精度に検出し、追従可能です。

1.像面位相差AFの精度向上と活用領域の拡大

像面位相差検出AFセンサーの活用領域を拡げ、AF-Cかつ連写時にオートフォーカスが可能な絞り値をF11からF16に拡大。屋内スポーツなど照度の低い環境でも性能が向上した他、スローシャッター時の絞り値を大きく設定した撮影においても、迅速に自動でフォーカスを合わせます。

精度・速度・追従の安定性が向上した動画撮影時のAF

動画撮影時にはAFの精度・速度が向上。被写体の手前を何かが横切った場合や、絞り値を大きく設定した撮影時でも、スムーズでふらつきの少ないピント合わせができます。

タッチ操作によるフォーカス操作の進化

モニター画面上の被写体にタッチするだけで直感的にフォーカスを合わせるタッチフォーカスに加えて、新たに液晶モニター上を指でなぞることでスムーズにフォーカスの位置を変更できるタッチパッド機能にも対応。また、タッチトラッキング機能を設定しておけば、タッチによる被写体の選択と追従が可能です。

2. 階調表現の向上とホワイトバランスの安定性強化による画質の向上

滑らかな階調表現を実現。空のグラデーションなど、少しずつ変化する明暗差や彩度をより自然に再現します。また、連続撮影モード時に短い間隔の連写を繰り返す場合などに、オートホワイトバランスの正確性・安定性が向上。全体的な色再現性が向上し、撮影後の色合わせの負担を軽減します。

3. 確実な記録と迅速な管理をサポートする機能群を強化

●前後ダイヤルや背面コントロールホイールの柔軟なカスタマイズに対応する「マイダイヤル」機能の追加
●メモリーカードの容量オーバー時に、もう一方のメモリーカードに記録先を自動で切り替えるリレー記録
●デュアルスロット記録メニューの静止画振り分け記録設定の選択方法を詳細化
●撮影した静止画に5段階で設定できるレーティング機能と再生時の一覧性が向上する連写グループ表示を追加
●カスタムキーの設定に対応し、再生画面上で迅速に誤消去を防止できるようプロテクト機能を強化
●インターバル撮影機能に対応(Ver.6.0)し、タイムラプス用の画像撮影をカメラだけで撮影可能

4. スポーツや報道の撮影現場において、転送や納品のプロのワークフローをサポートする機能群を強化

●FTPバックグラウンド転送を使用したモバイル機器への画像転送
●画像の転送後にモバイル機器上でIPTCメタデータを付与可能 

『α7R III』、『α7 III』ソフトウェアアップデートの主な特長

1. リアルタイム瞳AFの進化

AF-C時もシャッターボタンを半押しするだけで、リアルタイムに被写体の瞳を検出し続け、高精度に追従します。さらに、一部の動物にも対応予定です。これにより、野生動物やペットの瞳も高速・高精度に検出し、追従可能です。

2. 撮影をサポートする機能の強化

インターバル撮影機能を追加し、タイムラプス用の画像撮影をカメラだけで撮影できます。

ソフトウェアソリューション「Imaging Edge」の進化点

1. 静止画納品ワークフローを高速化するプロ向けモバイルアプリケーション「Transfer & Tagging add-on」を追加

カメラのFTPバックグラウンド転送を使用して、静止画の全画像または選択した画像を撮影中でもモバイル機器に転送可能。さらに、転送した画像に音声やショートカットを用いてタグやキャプションを入力したり、ショートカット用の用語をパソコンで作成しモバイル機器に同期することも可能で、効率的に作業して迅速な納品ができます。

2. モバイルアプリケーション「Imaging Edge Mobile」を追加

モバイル機器によるリモート撮影や静止画・動画の転送などを行うアプリケーションです。撮影しながら静止画の全画像をモバイル機器に転送するスマートフォンへの自動バックグラウンド転送機能により、手軽にSNSへ共有。新たに対応した4K動画の転送や、PlayMemories Mobileと同様に映像をモバイル機器で確認しながら撮影できるリモートコントロール機能、撮影画像への位置情報付与が可能です。

3. PCアプリケーション「Remote」「Viewer」「Edit」をアップデート

インターバル撮影した静止画からのタイムラプス動画生成に対応。

動物瞳AFは新機種から対応かなと思っていたのでアップグレードでできるのは嬉しいですね!またアップデートの時期が近付いたらお知らせします(^^)

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