【NEW】ウォークマン最高峰モデル「WM1 series」のNEWモデルが登場!!!!

サウンドエコーの岡部です。
従来の常識にとらわれない音作りを掲げて製品化されてきたSigneture Seriesモデル、「WM1シリーズ」が5年と数か月の時を経て刷新です!
今回もフルデジタルアンプ技術の結集と、パーツ細部までにこだわり抜いたモデルに仕上がっているようですよ~

発売されるモデルは、金メッキを施した純度約99.99%の無酸素銅切削筐体を採用した「NW-WM1ZM2」とアルミ切削筐体、内部に無酸素銅切削ブロックを採用した「NW-WM1AM2」の2モデルです。

実機を触る機会をいただいたのでちょっと紹介します。
前モデル「NW-WM1Z」と大きさを比較してみました。
パッと見はたいして変わってないか・・・なんて思ったら大間違いでした。だいぶ巨大化してました。(笑)
左がNEWモデル「NW-WM1ZM2」で右が「NW-WM-1Z」です

裏面です。

基本的にキープコンセプトなのでデザイン的にはそれほど大きな違いはないようですね。
巨大化はしていますが、厚さという面では、NEWモデルの方が若干薄くなっていました。

上が前モデル「NW-WM1Z」で下がNEWモデル「NW-WM1ZM2」です。

操作スイッチのレイアウトは特に変更はないようですが、底面の端子部は今風に変更されています。
右の「NW-WM1Z」では端子はウォークマン専用のドック端子と外部メモリースロットというレイアウトですが、左のNEWモデル「NW-WM1ZM2」ではUSB Type-Cのみと至ってシンプルです。

もちろん「NW-WM1ZM2」でも外部メモリーこれはマイクロSDカードですが、使用可能です。
本体左側面に装備されていました。

スマホでよくあるような、小さいお皿が出てきて装着するタイプです。

「NW-WM1Z」では純粋なミュージックプレーヤーでしたが、NEWモデル「NW-WM1ZM2」ではOSにAndroid OS 11.o搭載モデルです。
音質的には純粋なミュージックプレーヤーの方がイイのではないか・・・なんて思ったりもしますが、これも時の流れですかね~ まあ、ストリーミング再生ということもありますしね。
本体内蔵メモリーは256GBで、実使用可能領域は215GBです。

見た目は他のウォークマンのラインアップ同様にスマホの電話抜きというイメージです。
当然音楽聴くのもアプリ起動です。♪

今回試聴に使用したヘッドホンは、120kHzの超高音域が再生可能!そして大口径70㎜HDドライバーユニット搭載のチョーハイエンドモデル「MDR-Z1R」で試聴です
このモデルは、ドライバーが大きいため装着した際耳たぶに挟むのではなくて耳たぶを完全に覆いかぶさる装着になるので、装着感は非常によくて、圧迫感も感じませんし安定してます。
値段もスゴイですからね・・・当然と言われればそれまでですが・・・(笑)

>ハイエンドヘッドホン「MDR-Z1R」詳しくはこちら


そしてヘッドホンに使用するヘッドホンケーブルは、KIMBERKABLE社のケーブルが使用された4.4Φバランスケーブル、これを使ってみました。(これしか無かったので、他のケーブルとの比較はありません(^-^; 

本体上部にあるヘッドホン端子、右側の大きい方が4.4Φのバランス端子で左は通常の3.5Φのステレオミニ端子です。

試聴した素材は、ウォークマン内にあったFLACのデモ音源とアナログの時代の楽曲をハイレゾ化させた音源を使用しました。

今の時代のモデルなので、今風の打込み系の楽曲の方が得意なんだろな・・・なんて思っていましたが、そんなことないですね、どちらかと言うとアナログ音源の時代の音源の方が落ち着く感じでした。
さすがに余裕のある鳴り方で、音の奥行き感と合わせて音の厚みがイイ感じです。そして高音域のまとまりも良くて、NW-A100シリーズなどのモデルだとボーカルの「さ・し・す・せ・そ」が割と歪気味で聴こえてきますが、それがスゴクよく軽減されています。ヘッドホンも高品質というところもあるかもしれませんけどね・・・ ただ少し音が硬いかなとは思いましたが・・・個人的にはやや硬い音の方が好みではありますけどね~

余裕のある鳴り方に感じるのはヘッドホンの70㎜という大きなドライバーを鳴らしきるだけの電力的なパワーを「NW-WM1ZM2」がもっていてしっかり使い切れているということなんだと思います。
また、このモデルには「エージングカウンター」なるものが搭載されているんですよね~ 

エージングって聞いたことがあるとは思いますが、ざっくり「ならし運転」ですね。本機セットアップ時にもエージングに関するインフォメーションが出画します。


先に音が少し硬いか・・・と書きましたが、このエージングを行うことでまた音が変って行くかも知れませんね。
エージング時間は、バランス端子、アンバランス端子ともに200時間づつ程度で本領発揮みたいですよ~

そんなパワーの源になっているのが高性能なフルデジタルアンプ「S-Msster HX」です!

ハイレゾ再生対応の高性能フルデジタルアンプ「S-Master HX」

DSDネイティブ再生(最大11.2MHz)や高出力に対応

DSDネイティブ再生(最大11.2MHz)及びリニアPCM再生(最大384kHz/32bit)に対応。また、アンバランス接続時は60mW+60mW(16Ω)ですが、バランス接続時は250mW+250mW(16Ω)の実用最大出力が実現されているとのことです。

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高音質を追求するため、細部までこだわり抜いたパーツ

先に、金メッキの施した純度99.99%の無酸素銅切削筐体を採用と書きましたが、この無酸素銅は無酸素銅ブロックからプレスではなく切削、いわゆる削り出しです。そして金メッキ処理がされ完成に至っています。
ちなみに本体総重量は約490gと携帯端末としてはかなりの重量物ですね(笑)

無酸素銅の純度があがったことで、抵抗値を低減とさらに伸びのある澄んだ高音やクリアで力強い低音が再現可能です。また、アンプからヘッドホンジャックへの線材にはKIMBERKABLE社との協力で開発された大口径の4芯編み構造のケーブルを採用しています。これは、ヘッドホンケーブル「MUC-B20SB1」と同仕様とのことです。

さらに!こだわったところがあって、「こだわり抜いたパーツ」って言ってますから(笑) またそれがスゴイこだわり用で、手付はんだ部、リフローはんだ部に金を添加して高音質はんだを作っちゃったみたいで、そのはんだを使用することで、微細音の再現力が増して、広がりや定位感の向上を実現してますってことです。


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「DSDマスタリングエンジン」や「DSEE Ultimate」搭載

「DSDリマスタリングエンジン」搭載!ソニー独自のアルゴリズムで元のデータの情報を損なわず、全てのPCM音源を11.2MHz相当のDSD信号へ変換します。また、膨大な楽曲データを学習しているAI技術で、リアルタイムに楽曲の情報を分析して、最適にハイレゾ級音質にアップステーリングする「DSEE Ultimate」が搭載されています。また、AIアルゴリズムの進化で、CD音質相当の音源のアップスケーリング性能も高められているそうですよ。
ちなみにここでいうCD音質は、44.1kHzおよび48kHz/16bitのことです。



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液晶パネルの大画面化やストリーミングサービスに対応

冒頭巨大化した・・・と書きましたが、液晶パネルは5.0型、HD(1280 ×720ドット)のタッチパネル液晶を搭載。Android端末ではありますが、音楽再生に特化したUIで、よりスムーズに操作ができるようになっています。
そして、Android端末というのを生かして、スマホ同様Google Playストアから様々なアプリをダウンロードしたり、またハイレゾストリーミングサービスにも対応しているので、ハイレゾ音質の楽曲を提供するストリーミングサービス利用時でも損なうことなく、しっかりハイレゾ品質で楽しめたりもしますよ~


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さて、もう一モデル姉妹機でもあります「NW-WM1AM2」も試聴してみました。
音に係るコンセプトは上位モデル「NW-WM1ZM2」と同じです。搭載しているフルデジタルアンプ「S-Master HX」や「DSDリマスタリングエンジン」・「DSEE Ultimate」に至るところまで同じではありますが、本体を形成する素材自体がまるっきり違います。

>「NW-WM1AM2」フルデジタルアンプ「S-Msster HX」詳しくはこちら


「NW-WM1AM2」を形成する素材は剛性に優れたアルミ切削筐体&無酸素銅切削ブロックで形成されています。

無酸素銅切削ブロックを設置して、さらに低インピーダンス

アルミ切削筐体と内部には無酸素銅切削ブロックが採用した結果、透明感のある音質と力強い低域に仕上げっています。


またアンプからヘッドホンジャックへの線材は、スムーズに信号伝達をする低抵抗の無酸素銅ケーブル、一般的にはOFCケーブルと言われている線材を採用しています。
この部分が上位モデル「NW-WM1ZM2」との大きな違いです。
こちらの「NW-WM1AM2」の本体総重量は、約299gと意外と軽量ですね。

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こちらの「NW-WM1AM2」も「MDR-Z1R」をバランス端子使用で試聴してみました。
こちらのモデルもOSにAndroid OS 11.o搭載モデルで、本体内蔵メモリーは128GBで、実使用可能領域は103GBになります。


「NW-WM1ZM2」と同じコンセプトで作られてはいますが、また違った音がするんですね。音の厚みと奥行き感と言うところではさすがに「NW-WM1ZM2」には負けますが、高音域の伸び感と、低音域のキレはなかなかイイ感じです。「NW-WM1ZM2」でなくても「NW-WM1AM2」で全然いいじゃん!って感じです。(^^♪
「NW-WM1AM2」でもエージングカウンターがありますので、こちらもバランス端子、アンバランス端子とも200時間程度エージングで本領発揮です!

そうそう、上位モデルといえども少し遊びごごろも残してまして、再生時にカセットテープ画面を表示させるモードも残されています。これは「NW-WM1AM2」・「NW-WM1ZM2」共通です。表示させるかさせないかの選択は本体内の設定画面で行えます。

このカセットテープ表示がよりリアルになったと言うかですね、まあ狙ったわけではないようですけど、結果そうなったと言うんでしょうね!


液晶表示管が5.0型と大型化しために表示されるカセットテープの大きさが実際のカセットテープとほぼ同じ大きさに表示されて、今まで以上にリアル感が増したということなんですよ。
重ねて見るとほぼ同じ大きさですね(笑)

ということで、またスゴイ商品が出てきたな~と思いますが、ちなみに「NW-WM1AM2」と「MDR-Z1R」の購入金額は、新車の軽トラック1台が買えるくらいの価格に匹敵してくるので・・・「何と比べてるんだ・・・」といわれそうですが(笑)、まあニッチな商品というか、マニアックな商品ですよね~

「NW-WM1ZM2」・「NW-WM1AM2」の発売はともに2022年3月25日発売予定で、現在ソニーストアで先行予約販売中です~(^^)/

 


商品情報
ソニーストアはメーカー保証内容<3年>付き
ウォークマンWM1シリーズ
「NW-WM1ZM2」 ゴールド
先行予約販売中
ソニーストア販売価格 396,000円(税込)

※「NW-WM1ZM2」は2022年3月25日発売予定です。



商品情報
ソニーストアはメーカー保証内容<3年>付き
ウォークマンWM1シリーズ
「NW-WM1AM2」 ブラック
先行予約販売中
ソニーストア販売価格 159,500円(税込)

※「NW-WM1AM2」は2022年3月25日発売予定です。